世界各国が"病人になった"として考えてみよう。
感染による被害状況を "体温に置き換えて" 擬人化して考えてみた。
微熱の人と、高熱の人。
どちらも病人ですから何らかの対処が必要ですが
その対応は違って当たり前ですよね?
下のグラフを、
各国の平熱に対する体温の上昇推移グラフ
として見てみたら、ちょっと自分の見え方が変わりました。
データはWHO公表値を使用している新型コロナウイルス感染 世界マップ:日本経済新聞から取り出したもの
これは新型コロナによる死亡者数の推移グラフです。
感染者数のデータは" 検査数が少ない国は信用できない "という意見があります。
ごもっともと思いますので、死亡者数に限ったデータをグラフ化しました。
ヨーロッパ、アメリカ等の国は絶対安静です。
熱が凄いスピードが上がり続けて、このままだと死んでしまいます。
生きるか死ぬかの状態です。学校とか会社とか言ってる場合じゃありません。
国民全員が可能な限り外出も避けて、じっといているべきでしょう。
日本や韓国は、比較的症状が安定しています。
但し、この病気はいつ重症化してもおかしくないので絶対に油断はできませんが
現在特効薬がない以上、残念なことに完治もできない病気なのです。
この状態はいつまで続くかわかりません。
人間に例えると、今後の人生のこともありますので強制入院させておくのではなく
要経過観察・厳重警戒*1の上で、学校にいったり会社に行ったりしますよね?
つまり、会社が潰れてしまってはダメージが大きすぎるし、学業も数カ月も1年も休ませるほうが「結果的に総合的な問題が大きくなってしまう」場合もあります。
「コロナは終息したけど、国内企業がほとんど倒産してしまった」
「倒産させないために国からお金を配りまくって財政破綻した」
こうなってしまっては元も子も失うのです。
やるか、やらないか、の二択ではなく
必要なのはバランス感覚なのではないでしょうか。
そしてそれを全て国に依存するのではなく
国民が国や自治体に協力していくことでしょう。
絶対的な正解など存在しないのです。
なぜ日本人は国に協力することではなく批判の方に力をいれてしまうのか。
(立憲民主党等に投票している特異な方は仕方ありませんが)
私は日本が大好きですが、ここだけは戦後日本人の悪いクセだと思い残念です。
未だにはっきり全貌がつかめないため、対応に苦慮させられている新型コロナ。
ヨーロッパ・アメリカ同様の状態に日本がなってしまっても、ある意味当然のことだと思います。
自粛を期待するのか、強制するのか。
経済的な面、人命尊重の面。
様々な考え方がありますから、皆の意見が一本化することは不可能でしょう。
世界中ほとんどの先進国が感染を止められないのに、
日本だけ「止められなかったら政府の責任」だという人は、本当に無責任だと思います。
※これは私の個人的な意見で、だれに同意を強いるものではありません。
*1:高齢者、既往歴がある人は外出を自ら禁止するレベル・それ以外の人でも3密に厳重警戒のうえ、うがい手洗い目鼻への接触の禁止