好きな本を友達に紹介して「面白かった」って言ってくれると嬉しくないですか?のコーナーです。
Webから試し読みできるので、暇つぶしにでも一度読んでみて欲しいです。
気になったら是非実際に手に取って最後まで読んでみてくださいね。
感想も言い合えればとっても嬉しいです。
今回お勧めしたい漫画は
「岡崎に捧ぐ」
作者:山本さほ さん
私が本屋さんでこの作品をビックコミックスペリオールで読んだ時、
「あれ?これって前にネットで見たあの人?!」と思いました。
一時話題になりましたから、みなさんも見たことがあるかもしれません。
ひまつぶしまんがvol.91 「甘えたがり」 pic.twitter.com/2St1pKV5t4
— 山本さほ (@sahoobb) February 27, 2015
ひまつぶしまんがvol.95「おしゃれとは」 pic.twitter.com/kpNHqO8wrn
— 山本さほ (@sahoobb) May 6, 2015
どうみてもマジック一本でチラシの裏に書いた漫画なんですが、今見てもやっぱり面白い。
ブログに記事を書くことと、Webに漫画を上げるのって感覚的にちょっと似てると思います。ネタ探しとか。(漫画の方が数倍大変でしょうが)
そういう視点もとても参考になります。
ココからまとめて読めるようにしておきますね。まさにひまつぶしに最適です。
(特にイヌ、ネコを飼っているかたにオススメ)
さて、そんな山本さほさんの「岡崎に捧ぐ」をお勧めするのはこんな理由です。
・30代~40代の人には鉄板の"あるある"ぞろい
・ときメモ、ぎゃおっぴ、かみつきばあちゃん等、妙に懐かしいネタ多数
・小学校の頃の謎の万能感から思春期~就職期の無力感の再現性に共感
・そんなクズ人間(自認)だった時期のある人が、社会復帰できた経緯がわかる
・作者が元ブロガーであり、ブログが作者の人生の大切なことに関わっている
・ギャグだけではない
・全5巻で、お手軽
・夢をあきらめない(あきらめたけど)すばらしさ!!
『岡崎に捧ぐ』(おかざきにささぐ)は山本さほによる日本の漫画作品。作者の幼少時代からの親友「岡崎さん」との友情や子供時代の思い出を描いた自伝的作品である。wikipedia
「岡崎に捧ぐ」、読んでみてください。
ここからすぐに、3話続けて読めます。
もし興味があったら是非お手に取って、山本さんと岡崎さんとの物語の続きを読んでみて欲しいです!
全5巻で完結です。
完全ノンフィクションのいい作品だと思います。
私はいろいろと考えさせられました。
人生のどん底にいるような感覚の時って、結構みんなあるんですね。
頭ではわかっているのですが、こうして具体的に見ると
「自分もなんとか頑張ろう」と思います。
ここからは、ネタバレ・・・はありませんが出来れば読んだ後に見て欲しいです。
誰の人生にも、自分以外の登場人物はいるはずです。当たり前ですが。
岡崎に捧ぐの中の「杉ちゃん」「ムラタク」「宮部さん」「こうのさん」達、山本さんの周りの人たち(実在)がキャラとしてしっかり描かれているのが好きです。
人は一人では生きていけないんだなぁと思いました。
山本さんが自分に期待することをあきらめている時に、杉ちゃんから漫画を描くことを再び勧められたた時の
「自分が一番よくわかってるよ・・・」
「私は私にずっとがっかりさせられてるんだ・・・」
という独白が心に刺さりました。
私も言葉にしたことはありませんが、いつもそう思っています。
それでも背中をぐいぐいっ!と無責任に押し続けてくれた杉ちゃん、いいですね。
この漫画を読んでから私は
「すぎちゃん」というと
ではなく
が頭に浮かぶようになりました。
そんな杉ちゃんですが、「岡崎に捧ぐ」の4巻ではお笑い芸人になり、5巻では夢破れて、趣味でDJやステージをやりながらサラリーマンとなったと書かれています。
しかしながら、物語は終わっても実在の人物の人生は続いていて現在は
でぃすく百合おん名義で活動をされています。ビックリしました!
杉ちゃんも挫折しながら夢をあきらめないで(あきらめたけど)走り続けて、本まで出してます。
山本さん、杉ちゃん凄い二人ですね。さすが岡崎さんの親友達です!
他にも節約情報や、気軽に読める美味しいもの等の記事がございます。
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