んっ?
シャワーを取り出してる蛇口からもお湯が出ないや!
というわけで
サーモスタット付シャワーバス水栓の
サーモユニット交換DIY体験記です
前置き(長いので読み飛ばしOK)
今住んでいる所に引っ越して15年以上経過した。ガス給湯器が流石に寿命が近いのかもしれない。
そう思って流石に交換を申し込んだのですが、半導体不足の影響で給湯器が日本全国在庫がほぼ無く工事の目途が立たないと。
申し込みから3週間程度後やっと連絡が入り、ようやく先日ガス給湯器の交換が終わりました。
工事終了時に、風呂への湯はり・洗面所の蛇口でお湯の出の確認をリンナイ工事担当者と行いバッチリ!「お疲れ様でした」と送りだし、楽天お買い物マラソンで買って準備しておいたシャワーヘッドに交換して
いざっ(*´▽`*)
Newシャワーライフ!
とポポポイと素っ裸になりシャワーの蛇口をひねったら…
いつまでたってもお湯が出ん・・・
何故だ…、洗面所の蛇口とお風呂はバッチリお湯が出るのに?
シャワーからは待てど暮らせど、と~ってもぬるいお湯…
工事完了から数時間経ってしまっているが、すぐに工事会社に連絡しようと思ったけどそういえば名刺を出さなかった。アチャーしまったな…と思いつつ、マンション管理会社に連絡。すると
『他の蛇口からはお湯は出るんですね?ということは給湯器交換作業自体はうまくいっているので、蛇口設備側のトラブルですから担当会社が違ってきます。』
『給湯器を交換すると蛇口側の温度調節にトラブルが発生することが稀にありますと工事前にお伝えしたのですが、それが出ちゃいましたかね…』とのこと。
たしかに書いてあった!が、稀と聞いていたので…困ったな。
担当はLIXILになるそうで、そちらに電話して症状を伝えると
『今回の工事で水圧が変わり、恐らく温度調節器付きシャワーバス水栓内部のサーモユニットが故障した可能性が高いです』とのことで、
概算見積
部品+工事費=1万5千~2万円
う~ん…
と悩んで検索してみると
DIYでもできるっぽい??
ということでその体験記です。
必要だった工具
・マイナスドライバー
・精密ドライバー
・モンキーレンチ
・温度計(無くても良いが水温調整用)
※あくまで今回の型番の場合です※
メーカー・型番によっては、パイププライヤー等が必要になる場合もあります
型番の特定及び部品手配
ほとんどの場合、蛇口右下の部分に型番が貼ってあります。
うちは[BF-A146TMB-PU]でした。
型番をメーカーお客様相談センター等に伝えて、対応の交換部品型番を教えてもらいましょう。
0120-179-400
TOTOお客様相談室
0120-03-1010
工事業者でなくても問題なく教えてくれます。取り外し方も丁寧に教えてくださいました。
うちに該当したのは
温調ASSY(おんちょうアッシー) A-3070-1
後で水温調整するのが大変です。
交換手順
部品が届いたら早速作業開始!
止水栓を閉める
必須事項です
(締める時にどの程度回転させたかを覚えておくと原状復帰の開度調整が容易)
冷水側・温水側ともに締めます。
万が一忘れて軽い気持ちで忘れて作業すると水圧は凄いので事故・大怪我の可能性があります
必ず行ってから作業しましょう
温度調節ハンドルの外し方
そのまま外れるものやネジを先に外すもの、外し方は蛇口の種類によって違いますので、交換部品手配の時に聞いたメーカーサポートセンターに、手順もついでに聞きましょう。
実は今回の体験で一番得た大事な経験です!
私は適当にググった情報で『多分こうだろう』と思い込んで壊しそうになりました(;'∀')
お掃除のため等、ハンドルを外すだけでしたら
ここから説明書を見ることができます。
LIXIL | いいナビ
≪参考≫
以降の手順はあくまでこの型番の手順です
[BF-A146系の場合]
1.キャップを外す
精密ドライバー[ - ]を凹みに差し込み、テコの原理でクイッとするだけで外れます
2.そのまま横に引っ張る
引っ張るだけでハンドルが外れます。
ネジがあると思っていたので正直ビックリ。
温調ストッパーを外す
白いプラスチックリングです。
経年で固着していましたが、隙間に精密ドライバーを差し込んで少しずつ抉ると外れました。
ダブルセレーションを外す
この歯車パーツです。
横にするっと手で簡単に外れます。
固定ナットを外す
金色に見えるパーツです。
(写真はダブルセレーションが付いていますが本当は外し済み)
切り欠きに合わせてモンキーレンチを調整し、反時計回りに回します。
ここも割と固いですので、大き目のモンキーレンチで持ち手の遠目を握って、しっかりテコの原理を利用して緩めました。
約8回転位で外れました。
型番によっては後でそのまま使用するかもしれないので、作業終了まで捨てないでください。
サーモユニットを外す
いよいよ本丸です。
先ほど外した温度調節ハンドルを再びキャップも付けて仮セットすると引っ張り易くなります。
スポッ! 外せたっ♪
再びキャップを精密ドライバーで外して温度調節ハンドルとともに外しておきます。
交換部品取り付け
再びハンドルを取り外し、いよいよ交換部品と取り換えるのですがここで説明書のここをチェック!
既設固定ナットの形状と、交換部品の形状を比較します。
うちの場合、図の一番上。
既設の固定ナットにOリングが無いので、新品の交換部品付属の固定ナットは使用しないとのこと。
交換部品ユニットから固定ナットは引っ張ればそのまま抜けるので、既設の固定ナットと付け替えます。
付け替えてから・・・
交換ユニット取り換えセット!
固定ナット締め付け
モンキーレンチで固定ナットを締め付けます。
外した時が8回転位だったので同じ程度に・・・、適度にキュっと。
温調ストッパー・ダブルセレーション取付
温調ストッパーとダブルセレーションをセット
汚れていたら軽く掃除しておきましょう。
温度調節ハンドル仮付け
温度調節ハンドルを仮付けします。
大体の位置で差し込むだけ。
※キャップはセットしません!
止水栓を開ける
最初に閉めておいた止水栓を、両方元の位置まで開けます。
うちの場合は冷・温水ともに全開でした。
温度調整ハンドルの設定位置調整
1.水温確認及びハンドル位置調整
蛇口側からの吐水で水温の確認・設定を行います。
シャワーバス切り替えハンドルを蛇口側に全開にして、出てくる水が40℃になるように温度調整ハンドルの目盛りを無視して回し調整します。
交換部品をむやみにさわってなければ恐らく工場出荷時に40℃程度にセットされているはずですが、念のため確認しておくと安心でしょう。
うちの場合、赤線が実際の水温40℃の時の位置でした。ほんの少しのズレ程度でした。
2.温度調整ハンドル位置固定
回転させないよう注意して温度調整ハンドルを再び引き抜きます。
目盛り『40』が温調ストッパーの凸と合う位置にして温度調整ハンドルをはめて、
キャップを差し込んで温度調整ハンドルを固定します。
完了
各部から漏れなど問題が無いか、ハンドルの動作に引っかかりが無いかなど確認します。
以上で作業完了!
ようやく快適なシャワーが浴びられました♪
無事にDIYで直った!!
1万円浮いて、今日も節約気分~♪
※上記の作業はあくまでINAX BF-A146系の作業内容です。あくまで参考としてください。メーカー・型番により作業工程は異なりますので、前述の通りメーカー相談窓口で作業工程等のサポートを受けて作業してください。
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