節約大好きmoccheeの徒然日記

投資実体験&ちょっとだけ工夫してお得な気分になりたい!そんでその後浪費したりする生活

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【男一人旅】素泊まり 地元ローカル店で晩酌を【三重県答志島 美さき】

50歳近くなり、いろいろあって週末に一人旅に出るのが趣味になってきています。

(子供はいつまでも親と一緒に行動するのは嫌ですしね、自分もそうだったからわかります)

 

ということで、2月末に三重県の鳥羽へ一人旅してきました。

今回は初めて答志島へ行ってみます!

もちろんテーマは安く!です。

金曜日に仕事がヒマだったので、3時に早上がりして車に飛び乗り
まずは下道をひた走り(一人旅の時は節約)
鳥羽からの連絡船乗り場へ!

鳥羽マリンターミナル

ターミナル最寄りの佐田浜第1駐車場
答志島に宿泊する人は駐車代が24時間無料
になります。

 

車はここに駐車しておき

片道550円のチケットを購入して鞄一つで乗船!

17:55分発
(旅が始まる!っていうこの瞬間の気持ちがほんと好き♪)

いざ非日常へ、
否が応でも気持ちが上がる景色です!

 

めちゃくちゃ寒かったけど、デッキから真っ黒に染まってゆく海原を見ていました。

(う~ん、落ちたらそりゃ命が無いわ…としみじみ思いました。海はデカい)

 

連絡船の乗船時間は
和具港まで約20分でした。

『美さき』 到着!

今回は素泊まりの予定で、晩酌はローカルの店を探す予定。

 

宿はこちらに予約を入れておきました。

素泊まり 6,600 円(税込)

旅行支援適用で支払いは5,280円でした。

連絡船に乗船前に電話をしておくと、
連絡船乗り場の和具港までマイクロバスで迎えに来てくださいます。

 

街灯もほぼ無く、すでに辺りはほぼ真っ暗。

島の細い道路をマイクロバスで数分走ると

美さき さんに到着。

 

おぉ、公式写真みたいに結構綺麗じゃないですか。

 

玄関から中に入ると


フロントは2階にあります

民宿かな~と思っていましたが
完全に旅館でした。

嬉しい誤算!

 

とても清潔感があり、フロント前の休憩スペースの作りもイマドキで

(割と新しい旅館なのかな?)

と思いましたが

フロント横に沢山の色紙が!


出川さんは20年前に


紳助・玉緒さんはさらに前に来てるようです!

 

流石に20年前からはリフォームされていると思います。

お部屋はこちらでした。


お部屋もとても清潔感あり。


冷蔵庫にペットボトルの水ももちろんあり。

 

『ふぅ…』と一息ついたら
大浴場へ向かいます。


(写真:美さき公式ページより)

お湯は天然の答志島温泉だそうです!

たまたまでしょうが、一人貸し切り状態を満喫できました♪

う~、贅沢贅沢~♪

 

ゆっくりとお風呂を楽しんだらお部屋へ

無料Wi-Fiバッチリ繋がります!

よしっ!
あとは晩酌をしに
冒険の始まりだ!


ここからはゲームのバイオハザードだと思って読んでください。(雰囲気雰囲気♪)

ガチャっと部屋のドアを開けて


部屋を出て、廊下を進み


フロントで島内の
マップをゲット

答志島 観光地図

マップ右上の

美さき サンデの底駐在所ロンク食堂
というルートを進みたい。

 

一歩ロビーを出ると

うぉぉお!
真っ暗!!

 


まじで暗い夜道、スマホのライトを使って進む…


ここはいったいどこ?!


ここがサンデの底なの?!
 てかサンデの底って何よ。
(ちなみにグーグルマップのナビだと
 ここをこのまままっすぐ進めというのだが正直怖い)

細い道(と言うか路地)が入り組んでいて、
非常にわかりにくい!


至る所にある謎のマーク*1の殴り書き感がまた恐怖を煽る。

 

彷徨うこと10分位?
(もっと早かったかも、でも体感はもっと長く感じた)

あの明かりは…


ロンク食堂っ!!

良かった…着いた。(事前に電話して今日営業しているかは聞いておいた)

まじで暗くて狭い路地が迷路みたいでバイオハザード感ありました。

ロンク食堂

時間は19時過ぎ。

『失礼します~…』
と引き戸を開けて入店。

 

店の奥におばちゃん(おばぁちゃん)2人いらっしゃって
とくに訝しがるわけでなく、
(かと言って特に歓迎されるムードでもなくw)

席に促されました。

 

「何か呑みなさる?」

「あ、ビールをお願いします」

「そしたらなにかアテがいりますわな?」

「はい、お願いします」

「では何か持ってきますわね」

 

店内にはおばぁちゃん2人と私しかいないのですが、わりと自然な感じで飲み始められました。

ちなみにビール以外の特定のメニューは指定してません。
お酒のアテを適当に持ってきてくれるような…感じ?


ほんと、小さな食堂!って感じ


雑多な感じの店内がまた良い

知ってはいましたが、
食堂ですから居酒屋ではありません。

 

時々おばぁちゃんに声かけながら、
テーブルに敷いてあった答志島についての新聞を読んでいると

さっき道々で見かけた〇ハチマークについての紹介(私のこの記事下部脚注に説明あり)

答志島には独特の『寝屋子』*2というものがある
っていうか今も続いているんですって!

へぇー!知らなかったなぁ、と読みながらグラスを傾けていると

 

「はいこちらどーぞ」


生ワカメの茎の醤油漬けシラス干しです」

 

良いね!

ワカメは丁度2月から収穫が始まったばかりだそうで
地元の人の酒の肴感が凄く良い!

食べてみましたが、丁度良い歯ごたえ、そして醤油もマイルドになっていて凄く美味しかった!(お土産に買って帰りたかったけど、ここではそういう対応はしてないそうで)

シラス干しの器が、食堂なのに酒飲みの心をくすぐるじゃないですか。

 

で、ぼちぼちビールをやっていると。

 

干物


アジと太刀魚


酢の物


ワカメの梅酢和えって言ってたかな?

 

箸休め


なにかの魚の酢締めと漬物

 

お造り


サワラタカノハダイ

 

なにも指定しませんでしたが、こんなアテを出してくださいました。
明細はわかりませんが、おそらく1,500円~2,000円位でやってくれたのかな?

ビール2,3本とあわせて3,000円のお支払いでしたから。

良いね!

派手じゃないけど、ちょっと珍しい肴をつまみながら
ゆっくり飲める時間。
『おっさんの時間』って感じ。


エアコンのルーバーが直結で2つあるの初めて見た


テーブルコショーの賞味期限の部分が削れてるのが愛しいw

 

おばぁちゃん2人と私だけの店内でしたが

20時位に、
三十過ぎ位のお兄さんが来店。

 

お兄「おばちゃん、焼きそば食べたいわ」

勝手知ったる感じ、完全に地元の方です。

テーブルの向かいにお座りになられました。

 

しばらくおばぁちゃんとお兄さんは談笑されていましたが

途中から私も混ぜてもらいました。

お兄さんは答志島生まれで、今は海向かいの鳥羽市で働いていると。
自分も寝屋子だったけど、全員が強制的に寝屋子になるわけじゃないので良い文化と思っていること。
八幡祭が明後日からで、新型コロナで3年中止になっていたからすごく楽しみで、今舞台を作っていること。島の住民はお年寄りから若い子まで皆、祭りで踊る歌舞伎をおぼえていること。
そんな話を凄く楽しく聞かせてくれました。

 


お兄さんの焼きそば、ロンク食堂は中々のボリュームw

 

おばぁちゃんお二人、そしてお兄さん。
楽しい晩酌でした。どうもありがとうございました。

こういう時間が好きなんだよね~~♪

ロンク食堂

 

さて、最初は私しかいなかった客ですが
21時位になるとお兄さんのほかにも数名入ってきて結構にぎやかになりました。

21時半すぎにお店をでました。


一寸先は闇間…

ど、どっちに帰るんだっけ?と思っていると
すぐにおばぁちゃんが出てきて道を教えてくれました。

 

おかげで帰りは迷わず帰れました。

快適な部屋でノートPCでブログを読みながら

ロンク食堂で食べきれなかったのを包んでくれたので、これを肴にダラダラ飲み…。

う~ん、
とっても良き♪

しばらく楽しんでから眠りにつきました Zzzz…。

日の出・朝風呂・チェックアウト

日の出は部屋からは残念ながら見えませんでしたが、季節によっては見えるらしい。

昨日のお風呂は大風呂が一つでしたが、男女入れ替えで

朝風呂は3つのお風呂を満喫できました!

くつろぎの宿 美さき

素泊まりプランは6,600円(税込)

今回は旅行支援適用で
5,280円で宿泊!(素泊まり)

更に平日なので地域クーポンが
2,000円貰えました!

島内散策 AM

午前中は答志島の南東『和具エリア』を歩いてみます。

 

答志島小学校


結構沢山の小学生がいて、へぇ~となぜか安堵の気持ち

 

ねやこや


なんだろうここ?
「ご自由にお入りください」と書いてあるので入ってみる


この時は誰もいませんでしたが、無料のコーヒーもあった気がする


『こども水族館』伊勢エビや魚がいっぱい展示(?)してありました


どうやら島内の子供・大人・そして観光客も自由に出入りできて答志島の雰囲気・寝屋子制度を知ってもらおうという施設みたい


魚を捌ける場所もあったから、夏にはみんなでBBQとかするのかな

 

首塚からの眺望

天気が良かったので、今回一番良い景色でした!


僕、キラキラしてる大海原が大好きなんです!

 

首塚・希望の丘への遊歩道は結構な山道なので、ノートPCが入ったリュックを背負ってはけっこうきつかったです。遊歩道とは言え、山歩き用に荷物は最小限になさることをお勧めします。

ちなみに希望の丘は眺望が開けてないのであまりオススメじゃないかな~。

 

和具大間の浜


2月なので人は誰もおらず、水は物凄くキレイでした

 

昼食 : まるみつ寿司

お昼はGoogleマップのクチコミが凄く評価高い『まるみつ寿司』さんへ。


人気店ですが席が少ないので、予約をお薦めします

 


生エビは動いてます!

一人前 2,200円だったので、地域クーポン利用で
実質200円


エビを食べたあと頭だけ焼いてくれるサービスが嬉しい

まるみつ寿司

 

島内散策 PM

午後は島の北東「答志」エリアを歩きました。

神事の舞台


ロンク食堂で会ったお兄さんが話していた、神事(八幡祭)の舞台(組み立て中)

白浜海水浴場

ブルーフィールド

結構はるばる歩きましたが、まぁそれほど特筆することは無い…

 

正直ノートPCの入ったリュックを背負っての散策は疲れました…

2時過ぎの連絡船に乗る前にはクタクタでした。

(連絡船乗り場にコインロッカーがあったかもしれない)


歩き疲れたけど、楽しかったです。

答志島はプチ登山を楽しめる離島って感じ。

 

鳥羽マリンターミナルに戻ると港の中の水面が…


無数のボラがいてビックリ

費用

今回の旅行にかかった費用

連絡船×2  1,100円
美さき    5,280円
ロンク食堂     3,000円
まるみつ寿司    200円


 合 計 9,580円

(ガソリン代を除く)

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

他にも節約情報や、気軽に読める美味しいもの等の記事がございます。

PCだと右上、スマホは下の方に「カテゴリー」がありますので

お暇つぶしにでも是非どうぞ!

*1:実際には神事八幡祭の時の炭を我先にと貰って、マルハチマークを書くことで魔除け祈願となるそうです。異文化ですね~、不謹慎な私の表現、誠に大変申し訳ございません。

*2:寝屋子制度(ねやこせいど)は、三重県鳥羽市の答志島で古くからおこなわれている風習。一定年齢に達した男子を世話役の大人が預かって面倒を見る制度である(wikipediaより引用)