いやー、エターナルが再登場して嬉しいですっ!
「なんのこっちゃ」ですよね。
本日放送された仮面ライダージオウで
仮面ライダーエターナルが登場しました。
流石に年齢を重ねた感はありますが、やはりカッコイイです。
(NEVERのユニフォームがまた似合うんだ、これが・・・)
エターナル(大道克己)は仮面ライダーWに登場した、いわゆる敵方ライダーですが
その人気ゆえ、敵方ライダー初の主役としてVシネマで作品が作られたほどです。
初登場の悪役の時でさえ、そのスタイリッシュな立ち振る舞いと
決め台詞「さぁ、地獄を楽しみな……!」で、かっこよかったのですが
Vシネマで生い立ちから悪に落ちるまでのバックグラウンドが
更にしっかりと描かれたことで、非常に感情移入できるキャラクターとなりました。
「過去が消えていくなら、俺はせめて明日が欲しい。だから足掻き続けてるんだよ。」
「死人の俺の方が懸命に明日を求めてるってのは、一体どういうわけなんだ!?」
ぞくぞくするねぇ・・・
来週までにまたレンタルしてVシネマを見たくなりました。
さて、いまでこそ仮面ライダーWは大好きな作品ですが
放送開始したころは拒絶していました。
妻は最初からしっかり見ていましたが、私は否定的でした。
なぜなら放送開始前ネタバレ情報で、ライダーキックの画像
これを見てから
(どうかしてる・・・)
という先入観に支配されて、
ちゃんと自分で見ることもなくシャットアウトしていました。
そんな私が仮面ライダーWに興味を持ち始めたのは、
妻がスーパーのガチャガチャコーナーで
これをやってきたのがキッカケでした。
試しにさわらせてもらったのですが、操作できるのはボタン一つだけでした。
ボタンを押すと数種類の音声が流れるのみ。
「ふん、やはりつまらんな」と、
ギレン総帥ばりのクールボイスで妻に返したのですが、
『ん?!操作できるのがボタン一個だけなのに、どうやって
こういう変身動作分けをさせてるんだ!??』と、
仕組みが非常に気になってきました。
ちなみに、ボタンを押した回数で鳴り分けている訳ではありません。
例えば、上の動画のサイクロンメモリのボタンは
通常の状態で何度押しても「サイクロン!」としか鳴りません。
しかも同じメモリでも必殺技用のスロットに入れると動作音が変わります。
この仕組みがどうなっているのかが、とても興味深かったのです。
さぁ、貴方も仕組みを想像してみましょう。
(実は300円のガチャガチャのメモリではこういう鳴り分けはできないので
ちょっといじわるな問題になってしまっています)
わたしはすっかりオモチャに心奪われ
次の日からDXダブルドライバーを探し求め街を彷徨うこととなりました。
(当時ベルトは大人気でどこも品切れでした。)
やっと見つけて家に持ち帰って、さぁ変身ゴッコです。
ガチャ!ガチャ! ガシャン!
「サイクロン!ジョーカー!」ジャジャジャン!♪
なるほど!
全然わからん!!
全然仕組みがわからんけど、とにかく劇中の動作をするだけで再現される!!
これは子供向けのオモチャとして素晴らしいことです。
仕組みを理解して事前にスイッチを設定するとか全く必要無いのです。
ここで私は見事に仮面ライダーWに心を持っていかれましたね。
玩具販促ドラマに見事にツボられました。
逆のパターンで。
まさか玩具のデキのせいでドラマを見るようになるとは・・・。
さぁ、(メモリの)解説をはじめよう。
早速結論を書きますが
ここに隠されたミニボタンがあります。(反対側にももう一つ)
表面のボタン(Aとする)だけでなく
実は、隠しボタン(B・C)の計3個のボタンがあるのです。
このボタンが、ドライバーや必殺技スロットに差し込んだ時
相手側の突起で自動的に押される仕組みとなっています。
これにより
A B C だけの3つの動作分けだけでなく
A+B状態や、A+C状態など複数の動作を実現させていたというわけです。
メモリ名乗り=Aボタン→「サイクロン!」
メモリ差込み=Bボタン押込→「変身待機音」
ドライバ展開=Bボタン押込+Aボタン押込→「変身音」
ドライバ格納=Bボタン押込+Aボタン開放→「変身音解除音」
メモリ抜取り=Bボタン開放→「メモリ抜取り音」
必殺技スロットへ差込み=Cボタン押込→「必殺技待機音」
必殺技スロットボタン押=Cボタン押込+Aボタン→「必殺技音」
知ってしまえば簡単な仕組みですが、コロンブスの卵的な発想といいますか
その変身動作への取り込み方、活かし方に痺れましたね。
子供が難しいことを考えずに仮面ライダーになりきれる。
素晴らしい世界に誇れる、まさに日本らしい" 仕事 "だと思いました。
その他応用について
ファングメモリ
この恐竜型小型ロボットが
メモリフォルムに変形し
変身!!
恐竜の顔がファングのイニシャルを噛んでいるフォルムでベルトに一体化します。
非常に優れたデザインだと思います。
なお、本来ファングメモリの顎だけは手動で出す必要があったのですが
自動で飛び出すように調整しました。
エクストリームメモリ
これは本来真ん中の部分は光らないのですが、
「玩改」というサイトの人たちが開発した改造キットを取り付けると
このように派手に光るように改造できます。
私のもこのキットで改造してあるのですが、撮影の都合上本家の画像を借りました。
このように改造まで話が進んでいったのがWの変身アイテムの凄いところです。
他にも
プリズムビッカー
剣を引き抜く動作を利用して複数のメモリを同時に動作させることでダイナミクスを生み出しています。
また、プリズムメモリは多色発光している点も要チェック。
今日はここまで。
次回はもうちょっとガイアメモリ絡みの記事を書きます。
他にも節約情報や、気軽に読める美味しいもの等の記事がございます。
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