節約大好きmoccheeの徒然日記

投資実体験&ちょっとだけ工夫してお得な気分になりたい!そんでその後浪費したりする生活

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【ゼルダVRへ】ダンボール箱の中に詰まっていたもの・・・【Nintendo Labo VR KIT】

 それは任天堂から子供たちへの愛でした。f:id:mocchee:20190424192322j:plain

       ぎっしり詰まってますよ~。

 

 

ニンテンドーラボ、CMもやっていますから

誰でも存在は何となくご存知だと思います。

 

ダンボールでいろいろ組み立てて、今までにないコントローラーをつくるやつです。

 

へぇ~いろいろやってるなぁ任天堂

とは思っていましたが購入までは至りませんでした。元株主ですけど。

 

発売後もおおむね好評だったようで任天堂ファンとしては安心していました。

 

ピアノの仕組みを理解したときは、ビックリしました。

あれだけたくさんのキー入力をどうやって受け入れるのか。

 

やはりSwitchの構想はすごいと思いましたね。

joy_con(R)のモーションIRカメラは

ハンバーガー早食いゲー用デバイスでは無かったのです。

 

しかし、いざ自分も買おうとは思わなかったですね。

 

 だってダンボールを切り取ったりするの面倒くさいですもの。

 

それから1年。Nintendo Labo VR KITが発売されます。

 

ちなみに私はARに興味があるのですが、VRはそれほど・・・です。

 

ですが、こんなニュースが飛び込んできました。

 

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ゼルダの伝説BoWがVRに対応するだと!?

 

 当然あの素晴らしい冒険が、1人称で体験できるのだと思いましたが

それって面白いのか?

と思いました。

 

ゼルダは剣を基本としたアクションRPGです。

間合いが命なのに、一人称視点でぎりぎりのプレイができるわけがない。

 

そう思ってよく調べると、一人称でプレイするわけではないらしい。

 

あくまでVRゴーグルの特性を使って

あの美しいハイラルの世界を、奥行きを持ったヴィジュアルで楽しんでほしい。

 

そういう目的をもって開発されたようです。

 

わかってるなぁ、任天堂!

十年位前の任天堂の開発者は全員退職したようですね。

 

あくまでVRを、双眼で見ることによる

立体視の特性に注目しています。

 

これはいてもたってもいられません。

こちとらバーチャルボーイが爆死する様を生で目撃した世代です。

 

買って応援、任天堂!

(というか、購入欲を抑えられなかった)

 

 で、先日Amazonから届きましたNintendo Laba VR KIT、

開封していきます。

f:id:mocchee:20190424192436j:plain                         ネコも興味津々

 

紙の説明書は一切ありません。

写真に写っているケースの中にあるゲームカードを本体に入れて

スタートすると組み立てチュートリアル動画が始まります。

 

まずは失敗してもいいように、練習パーツを組み立てます。

 

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このダンボールシートから、必要なパーツを切り出し工程です。

 

この切り出し作業が嫌だったんですよ。

 

この記事でも書きましたが、皆さんは小学校の付録のパーツを切り出すときに

破れてしまったりして悲しい思いをしたことはないです?

 あれ、嫌なんですよねぇ・・。

 

それが心配でNintendo Laboもちょっと引いていたんです。

 

ですが、いざダンボールシートを手にも持ってパーツを取り出そうとすると

 f:id:mocchee:20190424192517j:plain

「パリッ!」っという子気味の良い音とともに、一気に外れていくんです。

 

なにこれっ!?

 

 正しい表現じゃないかもしれませんが、

昔の付録みたいに一部が切らずに残してあるのではなく

既に全部切り出してあって、そこにパーツがハメてあるような感じです。

で、グッって押し込むだけで外れていきます。

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 この細かいギザギザの抵抗力でシートに留まっているだけのような感じ。

それとこの細かいギザギザのおかげで、小さな子供でも

指を傷つけてしまうことが無いようになっている気がしてなりません。

あまりにも鋭い切断面はケガのもとですからね。

 

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 ダンボールシートの方向性に対して垂直の折り目もバッチリ問題ありません

 

f:id:mocchee:20190424192648j:plain拍子抜けするくらい簡単に練習用パーツ完成!

 

さぁ、本番のVRゴーグル作成に入ります!!

Switchのチュートリアル画面を見ながら作成していくのですが

3DモデルなのでLRスティックなので自由に回転して把握出来ますから

制作工程で誤解が生じにくいです。

プラモデル等を作ったことがない子供でも、立体把握しやすいようになっています。

これは紙の説明書では難しいことで、デバイスをうまくつかっていると感心しました。

何でもかんでも昔のままが良いわけではないんですね。

 

 

 スマホやyoutubeで見るだけで満足している子供達に

自分の手を使って工作する体験も楽しんでほしいという気持ちが伝わってきます。

是非子供だけで出来るだけトライして欲しいと子育て中の私は思いました。

 

 

個人的にかなり良かったのは、やはりダンボールの加工技術です。

例えばこのシートから

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f:id:mocchee:20190424192813j:plainこれを切り外すのですが

所要時間は約1分ちょっとでした。

穴あけの細かい部分含めてですよ!?

 作業する4枚目位のこれ↓

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右側の「3」の真ん中の、ほっそーいところも簡単に抜けます。

 

っていうか、途中から切り外しが快感になってきました。

 

パーツの切り出しを嫌がってたくせに

もっとパリパリ パーツをはずしてぇ!!(心の声)

やばい中毒性があります。

 

これ、凄い技術ですよ。

 

任天堂がダンボール加工業者と

子供がストレスなく作業できるようにかなり詰めたと思います。

ストレスどころか快感レベルですから。

 

さぁ、どんどん楽しくなってくるのでサクサク作業は進みます。

 

 

ちなみにVRゴーグル完成までの所要時間は、プラモデルを昔よく作った私だと

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 完成!!までは30分ちょっとでした。(ブログ用撮影時間含む)

 

6歳位のお子様だと、1時間強はみたほうがいいかもしれません。

でもたぶん生まれて初めての作業だと思いますから楽しいとおもいます。

(プラスチックのハトメは大人でも固いと思いましたから、ヘルプしてあげたほうがいいかもしれません。あとシール貼りも出来れば見守ってあげましょう)

 

チュートリアル動画がちょっと寒いのが気になりましたが

 

対象は「おしりたんてい」とかが好きな年代の子供も含みます。

 

年長者がごちゃごちゃいうのは野暮の極みでしょう。

 

 

 そして他にも凄いなと感心させられたのは

完成したVRゴーグルにSwitchを差し込むと

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f:id:mocchee:20190424192856j:plain

 

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自動的にVR表示に代わるのです。

 

何をいっているかわからないかもしれませんが、具体的に言うと

VRゴーグルに本体を差し込むだけでswitchディスプレイの表示が

これから

f:id:mocchee:20190424233908j:plain

VRゴーグルの中に入ると

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これに自動で切り替わっているのです。

 

これは、たぶんこういう動作を本体が行っていることに

小さな子供は気づかないと思います。

 

それくらい自然に行われています。

ちなみに本体にある光センサーで感知して切り替えているそうな。
そんなセンサーあったんだ。っていうかそれでドックもTV表示と切り替えてたのか?!

 

他にも、コントローラーを操作しなくても本体をゴーグルごとトントン叩くことで

トリガー入力として利用していたりしています。

本体に振動を感知するセンサーが入ってるなんて、

サードパーティの開発者は気が付きもしないんじゃないかしら。

 

実は私は2か月くらい前に

 スマホ向けのダンボール製VRゴーグルを購入して体験しています。


Linkcool Google Cardboard(グーグル・カードボード)3Dメガネ 3d Vrメガネ 組み立て式 NFCタグとベルト付き

これは組み立てが結構難解でした

小さなお子様だと、説明書も一枚絵しかないのでおそらくかなり難しいです。

 

また、スマホ本体をゴーグル内に入れてしまうと、画面がタッチできないので

一部の機種はダンボールを加工してアルミパッドでタッチをさせていますが

私の購入したものは無視されていたので、実際使い物になりませんでした。

 

これを本体の振動センサーでソリューションしているのです。凄い!

 

 

VRゴーグルを作り終えた私は、久しぶりに任天堂信者になっています。

 

「あの会社、やっぱ神が住んどるわ」

 

しかし、「VR元年とか世の中騒いでるから、便乗して売り上げアップ狙ったろ!」

という残念な発想の会社が多い中

 

任天堂はもの凄いコストをかけてこのプロジェクトを実現させたと思います。

 

そこには、せっかく購入してくれた子供たちを一人も脱落させずに

「スマホゲームではないゲームも、愛してもらいたい。

 本気のゲーム作りとはこうだよ。

 今は簡単につくれるから、

 みんなでゲームを楽しんで、

 よかったら君もゲームを作ろうよ。」

 

そんな任天堂からの声が聞こえてくるような

愛のこもった素晴らしい商品でした。

 

VRゴーグルとしての性能自体は当然オキュラスなどには遠く及ばないでしょうが

誰でも気軽に体験できるということは素晴らしいことです。

 

これでVRに興味を持った人は、ここからステップアップしていけばいいのです。

 

子育て中のお父様、お母さま。

是非お子様に素敵な体験をさせてあげるのはいかがでしょうか。


Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 04: VR Kit ちょびっと版(バズーカのみ) -Switch

 

ハンズフリー化した記事はコチラです。よろしければ読んでいただければ嬉しいです。

 

P.S.なに大人が自分で作っとんねん!という突っ込みはやめてください(;^_^

    うちはGWに他のパーツは子供たちが作ります。

    VRゴーグルだけはゼルダが26日からなので、父親の私が作りました。